施設案内

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福市遺跡・青木遺跡ほか、市内各所の遺跡から発掘された遺物を展示しています。

福市遺跡・青木遺跡は、弥生時代後期から古墳時代中期の遺跡です。
100棟におよぶ住居跡が、そのままの形で発掘されるのは全国的にも珍しく、昭和43年に国の史跡に指定されました。
当館は、実際の遺跡を見ることができる「福市遺跡公園」の入り口に隣接しています。

施設と周辺の様子

建物は福市遺跡公園の入り口にありますので、当館の見学とあわせて園内の散策など愉しまれてはいかがでしょう、また桜・ツツジの開花時期にはお花見もお楽しみ頂けます。 展示室には福市遺跡・青木遺跡、また米子市内の遺跡から出土した遺物を展示しております。
その他、体験会などのイベントも開催しています。
イベントの様子1 イベントの様子1 イベントの様子1

展示品の紹介

  • 縄文土器深鉢(なべ)

    縄文土器深鉢(なべ)

    ・縄文時代早期(8000年前)
    ・上福万遺跡

    すすで黒くなっています

  • 鹿角斧(ろっかくふ)

    鹿角斧(ろっかくふ)

    ・縄文時代前期
    ・目久美遺跡

    マグロ等の大型魚にとどめを刺すのに使われたと思われます

  • 土笛

    土笛

    ・弥生時代前~中期
    ・目久美遺跡

    九州~近畿地方の日本海側に分布します

  • 磨製石剣(ませいせっけん)

    磨製石剣(ませいせっけん)

    ・弥生時代中期
    ・東宗像遺跡

    祀り(まつり)の道具として使われていました

  • 田舟(たぶね)

    田舟(たぶね)

    ・弥生時代後期
    ・池ノ内遺跡

    水田で農具や稲穂を運ぶのに使いました

  • 土馬(どば)

    土馬(どば)

    ・奈良時代
    ・陰田隠れが谷遺跡

    祀り(まつり)の道具として使われていました

隣接する2つの遺跡

国史跡 福市遺跡(1970年国指)39,414㎡

福市丘陵(標高25m)は、日野川と法勝寺川の合流点に突出するなだらかな丘陵となっていますが、この丘陵の全面に遺跡が分布することは古くから知られていました。

青木遺跡

国史跡 青木遺跡(1978年国指)40,743㎡

昭和46年から52年にかけて行われた調査では、8支陵、40haの調査区域の全面から遺跡が発掘され、青木遺跡は西日本では最大級の規模を持つ丘陵性集落(集落と墳墓群)として注目されました。

イメージキャラクターの紹介

福市考古資料館のイメージキャラクターができました。

男の子が「ふくくん」で、女の子が「いっちゃん」です。
よろしくお願いします!
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